NC・・・Numerical Control
聞きなれない言葉ですが、数値制御と言い工業系の製造現場では必ず知っている言葉です。
この制御方法を使った加工をNC加工、搭載した機械をNC工作機械と言います。(詳しくは・・・wikipedia)
この手の機械は、同じモノを大量に作ったり、複雑な形状(例えば、3次元)を正確に作るにはなくてなならないものです。
私は、機械加工の経験もありNC工作機械も何種類か使っていました。
動きを全て数字に置き換えてプログラミングする。
プログラミングする専用のコンピューターもありましたが、当時は大半が手入力。
さすがに、黒い紙テープの時代は過ぎていて長時間加工用のデータのインプットはFD(フロッピーデイスク)でした。
時々、椅子の注文を頂きます。「座面は木を使って、しかも掘り込みで・・・」
ゆるい3次元形状です。
椅子の座面の掘り込み
一脚だけならあまり問題ないのですが、ダイニングチェアのように同じものを4脚、6脚というと
掘り込みの形状のバラツキは非常に見苦しい・・・
おまけに削った時にできる凹凸は、仕上げに漆などを塗ると良く目立ちます。
NCの機械があれば、材料をセットするだけで・・・なんてことを思いますが、それは無理な話。
しかしながら、なるべく同じように、ある道具、治具を駆使して・・・
CADでシミュレーション後、ルーター(電動工具)で粗加工
CADでシミュレーション・・・削り方、深さ(切り込み)などをイメージします。
粗加工後
2・1/2次元形状(階段状になった状態)。
微妙に深さを変えながら、数種類の型を使って削りました。
中仕上げ後
バイオリン鉋でルーターの切削目を削ります。
木目が顔を出しました。
時々、座ってみながら削ります。
その後、曲面対応のサンディングペーパーで仕上げると、一枚目の写真の様に滑らかな形状に仕上がります。
お客さまが、撫でたくなるような仕上げの曲面にすることが重要だと思っています。
おはようございます。
神経使う彫りこみですね。
同じものを6つとなると、至難ですね。
職人技の腕の見せ所ですね。
お早うございます。
>撫でたくなるような仕上げの曲面にすることが重要
なでて見たいです。
温もりのある椅子に座って
家族団らん、いいですね。(^^)ニコ
お早う御座います
いつも有難う御座います
>撫でたくなるような仕上げの曲面にすることが
流石です
その感触分かる様な気が致します♪
一脚一脚手作業で心を込めてですね
お客様の喜びが励みになりますね
木仙人さん、こんばんは!
すごく丁寧に作られて行くのですね。
綺麗に、そして使い良く作るのは大変ですね。
でも、さすがです!
真心が篭ったお仕事は、お客様に伝わりますね!
それが、ぬくもりになるのですね。
こんばんは。
NC工作聞いたことがあります。
時々古いパソコンを探しているお客様からお問い合わせがありますが、
古いNC機械に接続するためとのこと。
NCなしでも綺麗に仕上げるのは流石プロですね。
こんばんは
NCがあれば確かに便利。でも、高価ですよね。
ここは職人魂ですね
おはようございます。
良い製品を作るには、良い腕といい道具
そして素敵な気持ちが必要ですね!!
全てをお持ちになる木仙人さん。
全国から依頼がある意味が、良く分かります♪
おはようございます。
素晴らしい技術ですね。
職人技、そのもの。
一枚目の写真の美しさが、
一層、際立って見えてきます。
おはようございます
ゆるやかな微妙な曲線が美しいです(^^)
何年、何十年と愛される椅子ですね♪
素晴らしい職人の技をみせていただき、感動します
木仙人さんこんにちは!
なるほど、確かに複数だと、難易度急上昇ですね・・
でも、だからこそ、機械で画一的に作った椅子とは、全く違った素晴らしい物が出来上がるのですね(*^_^*)
粗加工後の写真なんて、機械で正確に削ったみたいです。
木仙人さん、こんにちは
こだわり職人の技ですね!
一つ一つ手作りなのが、
機械加工にはない良さだと思います!
美しい曲線ですね!
ぽち!
こんにちは。
きっと人の温もりの感じられる椅子になるでしょうね。(^^ )
木仙人さん
おはようございます。
NCってそんな単語だったんですね・・・知りませんでした^^;
NCが無くとも工夫して人間の手仕上げで作って行く事、正に職人芸だと思います。
>お客さまが、撫でたくなるような仕上げの曲面にすることが重要だと思っています。
その表現いいですよね~・・・・素敵な3次曲線になっていると、思わずさすりたく成ります\(^o^)/
こんにちは。
手作りで同じ椅子を6却、さすが職人さんですね。
編み物ではもうほとんど機械になってしまいました。
職人の技術、残していってください。
おはようございます
>お客さまが、撫でたくなるような仕上げの曲面にすることが重要だと思っています。
機械で作ったのと手作りはこの部分が違ってきますね。
材料の木にも意識がありますから、それが変わるためでしょうね。(^^)
しかし、一瞬の気も抜けない作業ですね。
こんにちは、いつも有難うございます。すわり心地の良さそうなイスですね、座ってみたくなりました。
木仙人さん、おひさしぶりです!
今日からブログも再開させていただきました♪
こうやってあのお尻の曲面は作られているんですか~@-@;
職人技ですね^-^
>お客さまが、撫でたくなるような仕上げ
このカーブはぜったいなでなでしちゃいたくなると思います*^-^*