2010年9月アーカイブ
9/25 昔ながらの額縁屋さん と一緒に久しぶりに 山里の木地屋さん を訪問しました。
2月の恵那通販塾の最終回に事情があって出られなかったこと
その後も伺う機会を持てずにいたので、久しぶりの再会に話が弾みました。
ご主人が秋の恵みを籠に盛ってくれました。
木地屋さんご夫婦の笑顔が、柔らかな秋の日差しに輝いていました。
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いつもコメントいただく越後魚沼の うおぬま屋店長さん が、古箪笥の記事に
「つくも神、道具を大事に百年使い続けると、道具に魂が宿るというお話しです」
と素敵なお話を教えて下さいました。うおぬま屋店長さん、ありがとうございます。
Wikipedia によると、付喪 は当て字で 九十九 が正しいようで 長い間 を意味するようです。
百年と言うことは、ニ、三代にわたって使われたということですね。
鎌倉・室町時代辺りからこの考えが出てきたようで、その当時に書かれた書物に記述があるようです。
このころからものづくりの生産性が上がってきたのようで
それにつき道具などが粗末に扱われるようになってきたのでしょう。
そこでそれらの道具を擬人化し神様や妖怪などに仕立て上げ、戒めたのかもしれません。
江戸時代になると、室町時代のころとは解釈が異なっていて、どうやら徹底したリサイクル社会が
背景にあるようです。
(この辺りの説明が上手くできてませんね。詳しく知りたい方は、wikipedia に飛んでください。)
大量生産・大量消費の現代、付喪神さんに大いに活躍してもらわないといけないようですね。
いづれにせよ、日本人の素晴しい感性だと思います。
そういえば、同じ様な考えに もったいない という言葉があり、ワンガリー・マータイさんが
MOTTAINAI として世界に広めてくれました。
マータイさんに 付喪神 を教えてあげると、TSUKUMOGAMI として世界に日本人の
感性や価値観を広めてくれるかも知れませんね。
それで、修理の依頼をいただく箪笥ですが、やはり何かを感じずにはいられません。
やっぱり、付喪神さんが宿っているのでしょうか。
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9/13 クロネコさんが宮城からお客さまを運んで来てくれました。
はるばる宮城からいらっしゃーい
らくらく家財引宅急便 なので梱包はクロネコさんが行ってくれます。
トラックから降ろされたお客さまの大切な箪笥、梱包が解かれ愛車の荷台で一休みです。
HPからお問合せ頂きました。
ご依頼主(女性)の娘さんとメールでやりとりさせていただきました。
ご依頼主のご実家の納屋に、100歳までご存命だったお祖母が使われていた写真の箪笥が
10年ほど眠っていたそうです。
「この箪笥を何とか使えるようには出来ないものか、使えるなら引き取って形見として使いたい・・・」
と思われるご依頼主さまのお気持ちを察し、娘さんが問合わせて下さったのです。
修理の概算見積をということだったので、いろんな角度(正面、側面、背面、上面など)から撮った
写真を送っていただき、その写真を元に作成しご提示しましたが
「現物を確認した上で修理箇所が増え見積金額より高くなる場合もありますよ」とお伝えし
ご理解いただいた上で修理の依頼を頂きました。
仙台箪笥。鍵の付いた飾り金具がこのように豪快なのが特徴です。
今回はこの金具は交換せずに生かして欲しいというご依頼。
昔取った杵柄、金属加工の腕が錆び付いていないことを祈りましょう。
娘さんとのメールのやりとりの中で次第にわかってきたことなのですが、この箪笥を一番心配されて
いたのはご依頼主のお父様。お父様にとっては、お母様が使っていた箪笥だったのです。
ご依頼主のお父様は、「裏山で土に返すのが一番良いのか」と一人で悩んでおられたとか。
この箪笥には皆さんの想いとおばあさまの魂が宿っているのだと感じました。
クロネコさんから無事受取りましたと、娘さんにメールをしました。
すると、
「さすがにひーばぁちゃんも岐阜まで旅する事になろうとは思わなかったと思います。
しばらく御厄介になりますね。」
と返信いただきました。
そうか。それではおもてなししないといけませんね。
この時期の中津川と言えばコレ
栗きんとん
おばあちゃん、準備が整うまでしばらくお待ち下さいね。
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中津川に素敵なロケーション教会があります。
ここの前は車で良く通っていたのですが、こんなにも素晴しいロケーションとは思ってもみませんでした。
訪れた日は、あいにくの雨。
写真ではその感動的な風景を伝えることが出来ないので、リンクに飛んでみて下さい。
紅葉する木々がエントランス にあり
秋の晴れた日、 つまり
これからのシーズン には
さらに 素晴しい思い出が
出来ますね。
披露宴ができる会場。右側に大きな窓があり、リンク先のトップ画像の景色が見えます。
湖の様に見えますが、木曽川で「恵那峡」といって観光スポットです。
十数年前の自分たちの結婚式を思い出しました。
式は京都のホテルで挙げたのですが、当日大雪。高速道路や新幹線に影響が出たりで
式の開始が数時間遅れました。その日は私達以外に一組、かなり時間差があったので
影響はありませんでしたが、誰かが身内で結婚する度に話題に上がります。
それでなぜ、ここに来たかと言いますと
ある商品を引き出物等に使っていただけないかセールスに伺いました。
ウエディングプランナーさんのその商品に対する受けは良かったようですが
パッケージや価格面など再度検討しての再提案の形になりました。
ウエディング関係での消費をと考えて商品展開を考えて来ました。
ここで採用されたらHPの方にも展開ともくろんでバナーは作ったのですが、その先が・・・
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3時の休憩が終わって仕事を再開する前に、目の前の田んぼを見てビックリ。
どんだけ居るのと言わんばかりのおびただしい数のとんぼが舞っていました。
やっぱり異常気象のせいでしょうか?
白丸がとんぼ。どれだけ写るか試しに撮ってみました。
この範囲で25匹。100匹以上は優に居たと思います。
しかし、とんぼの名前が良くわかりません。
皆さん知ってました。
腹というか尾っぽと言うか、真っ赤になるのはオスらしいです(知らなかった・・・)。
名前を調べる中で知りました。
とんぼは、日本では昔から 勝ち虫 と言われ縁起物とされてきました。
前にしか進まないので 不転退 から 、武士の兜などの装飾に多様されました。
一方、西洋では Dragonfly(ドラゴンフライ) と呼ばれ不吉、悪魔の使いとされたようです。
東と西でかなり解釈がちがうものです。
このポジティブな日本人の考え方を参考に、以前こんなサービスを行いました(今でもご注文があれば付加します)。
表札の裏面。家運の益々の上昇と昇進など出世運の上昇の願いを込めて、とんぼの彫刻。
ところで、多くのとんぼの出現に私の運気も上がらんかな・・・
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