木材は常に水分を含んでいて、その水分の含有量を 含水率 として一般的に管理しています。

空気が乾燥してくると木材中の水分も減り、含水率は低下し
逆に湿度が高くなると木材中の水分が増え、含水率が増加します。
この含水率の変動により、木材の寸法が変化するので
加工時の含水率が、その後どのように変動するか見極めながら寸法を決める必要があります。
例えば、箪笥などの箱物と呼ばれるものでは
材料の寸法変化に伴い、抽斗(ひきだし)が出し入れできなくなることがよくあります。
非破壊含水率計
ピン式で木材に突き刺して測定するものもありますが、これは傷を付けずに測定するタイプ。
材料の種類によって水分の含み方が違う為、6つの測定モードがあります。
木材の一般的な収縮率というのは決まっているので
加工時の含水率と製品として使われ出してからの含水率の想定により、寸法を決めてゆきます。
測定具は結構なお値段がいたしますが、これも入門機の一眼レフカメラが買えるぐらいしたような・・・
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