♪ アンティーク調にお手入れして想い出をつなぐ ♪
古箪笥、眠ってませんか?
裏板や抽斗(ひきだし)の板が割れていたり
金具がなかったり。
処分しようかと思う前に・・・
古箪笥、アンティークとして人気があります。
骨董屋さんでお求めになられ、お部屋のインテリアとして使われることが増えて来ました。
和室に置いても、洋室に置いても違和感無く収まります。
「和」のある空間が、やはり日本人には落着くのだと思います。
また、先代がお使いで「想い入れもあるので捨てきれない」と言って使われるケースもあります。
私も祖母の使っていた古箪笥、仕事の道具入れとして使っています。
優しかった祖母が、いつも仕事振りを見守ってくれているような気がします。
ただ、壊れているまま使うこと、飾ることはやはり問題があります。
抽斗がキッチリ納まってなかったり、金具が無かったり、汚れや落書きなどが目立てば
飾っても見た目やお部屋の雰囲気が悪くなります。
(壊れたままでは、「気」も悪くなるでしょうか・・・)
そこで、修理やリフォームすることにより
使い勝手やインテリアとての価値を取り戻し、心地よい空間を創出しましょう。
修理の場合、直す程度が問題になります。
新品同様に直すのか飾りとして使うので、外観だけキレイになれば とか
お客様のニーズにより直し方も変わってきます。
木仙人の場合は、ある女性建築士さんのアドバイスから
アンティークな感じの仕上がりを大切にしたいと考えます。
一般的には、金具を外し、割れなどを補修、一皮削り、目止めや塗装を行って
新しい金具に交換。新品同様の修理の様です。
しかし、美しくなれど、金具を全て交換してしまうと、懐かしい想い出までもが
消されてしまいます。また、ある方にとっては、傷も想い出の一部という場合も
あるでしょう。少しくらいは残っていても良いのではと思うのです。
実際、ご依頼いただいたお客さまから
「抽斗の内側に残っていた子供のころの落書きに、想い出がフラッシュバックし涙がでました・・・」
とコメントいただいたこともあります。
一つの傷で世代を超えた物語が展開するかもしれませんよ。
私は、家具職人です。新品同様に直すことも出来ます。
ただ、新品同様に直すのと、アンティーク風に直すのでは修理費用に差がでます。
言うまでもなく、後者の方が安く上がります。
どのように修理するかは、事前にお客さまとの打合せで決定いたします。
何十年も経った木は、人の肌と一緒で潤いが無くなっています。
元々、木は自分を守るために精油などフィトンチッドと言われる有機化合物を
作ります。「木の良い匂い・・・」が実はそれに当たります。
伐採された後は、生成できないのでどんどん揮発してゆきます。
木の組織の中から、それらが抜けて行くため潤いが無くなるのです。
何十年も経つとその当たりが顕著に出てきます。
そこで、浸透性の高い植物オイルを使います。
(この時、べんがらを混ぜアンティークの質感を上げる塗装を行う場合もあります)
木に浸透したオイルはやがて内部で固化し、精油などの抜けた空間を埋めます。
(少し、語弊のある言い方かもしれませんが、分かり易く表現しました)
良いものを長く使うは、これからの時代のキーワード。
直したい、もしくは迷っておられる場合は、木仙人までご連絡下さい。
お近くの場合は、お伺い致しますし、写真を送っていただければ
修理に掛かる概算のお見積はお知らせできます。
(写真の場合は、お預かりし修理に掛かる前に、改めてお見積致します)
*見積金額は、修理箇所の程度をポイントに置き換え換算し算定致します
*金具交換の場合、稀に金属市場価格の上昇により、見積時点より値上がりする場合もあります
「顔の見えるお付き合い。お預かりするからには責任もって引取り・お届け致します。」が基本です。
*岐阜県・愛知県・長野県一部(飯田市周辺、塩尻市周辺)地域については、
引取り・納品に関しては無料にて対応致します
*それ以外の地域の方に付きましては、クロネコのらくらく家財宅急便をご利用下さい。
(梱包はクロネコさんが行ってくれます)
こちらへお送りいただく送料は、ご負担願いますが
修理完成後、こちらからお送りする送料は弊社で負担致します。
*古箪笥以外の修理も承ります。お気軽にお問合せ下さい。
木仙人へのご連絡は
電話/FAX:0573-74-2605
(呼び出し後直ぐに出ない場合は、転送しますのでしばらくお待ち下さい)
E-mail:boku-1000-nin@kawaue.jp
before / after :水屋箪笥
before / after :仙台箪笥
before / after :桐箪笥
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