故 早川謙之輔氏の著書「黒田辰秋 木工の先達に学ぶ」の中に タイトルと同じ項があります。
(早川謙之輔氏は、現中津川市付知町で工房を構えられ活躍された木工家・・・wikipadia参照)
故 黒田辰秋氏は、木工芸の人間国宝(wikipedia参照)で、早川氏の工房で 故 黒澤明監督の
家具セットを作られたのは有名な話。
その経緯の中で、現中津川市付知町と加子母にまたがる旧神宮備林を見学されたくだりが写真付きであります。
私が木工を習い始めたのも付知町で、その本のくだりを読みながら
「いつかは私も行ってみたい・・・」
と思っていたのですが・・・
江戸時代、旧神宮美林は尾張藩の保護下にありました。
この山を管理する山守(やまもり)という山廻り役人の末裔の方との出会いで実現しました。
9月度の三遠の会の勉強会の翌日、撮影会を組み見学させていただきました。
雨の降る中、山守の末裔Nさんの運転で男ばかり10人で入山です。
途中、お猿の群れに歓迎されながら・・・
旧神宮備林(不入山) 樹齢300年以上の木曾檜の大木
鬱蒼とした森かと思っていましたが、意外に明るく凛とした空気が流れ
清浄さを覚えずにはいられませんでした。
人間国宝も見た森・・・非常に感慨深かったです。
そして、さらに奥へと車は進み・・・
樹齢300年以上の木曾檜の森を育む霧
凄い勢いで立ち込める霧・・・
テレビで屋久杉の森の映像を見たことがありますが、似ています。
神の木を育む森には、共通した気象条件や地理的条件があるのだと思います。
そして最後は、今回一緒に入山したメンバーと記念写真(写真は 加藤先生からお借りしました)
式年遷宮の御用材の伐り株の前で記念撮影
素敵な方々と素晴しい時間を共有できました。
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