付喪神(つくもがみ)

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いつもコメントいただく越後魚沼の うおぬま屋店長さん が、古箪笥の記事に

つくも神、道具を大事に百年使い続けると、道具に魂が宿るというお話しです

と素敵なお話を教えて下さいました。うおぬま屋店長さん、ありがとうございます。

 

Wikipedia によると、付喪 は当て字で 九十九 が正しいようで 長い間 を意味するようです。

百年と言うことは、ニ、三代にわたって使われたということですね。

鎌倉・室町時代辺りからこの考えが出てきたようで、その当時に書かれた書物に記述があるようです。

このころからものづくりの生産性が上がってきたのようで

それにつき道具などが粗末に扱われるようになってきたのでしょう。

そこでそれらの道具を擬人化し神様や妖怪などに仕立て上げ、戒めたのかもしれません。

江戸時代になると、室町時代のころとは解釈が異なっていて、どうやら徹底したリサイクル社会が

背景にあるようです。

(この辺りの説明が上手くできてませんね。詳しく知りたい方は、wikipedia に飛んでください。)

 

大量生産・大量消費の現代、付喪神さんに大いに活躍してもらわないといけないようですね。

いづれにせよ、日本人の素晴しい感性だと思います。

そういえば、同じ様な考えに もったいない という言葉があり、ワンガリー・マータイさんが

MOTTAINAI として世界に広めてくれました。

マータイさんに 付喪神 を教えてあげると、TSUKUMOGAMI として世界に日本人の

感性や価値観を広めてくれるかも知れませんね。

 

それで、修理の依頼をいただく箪笥ですが、やはり何かを感じずにはいられません。

やっぱり、付喪神さんが宿っているのでしょうか。

 

 

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コメント(26)

おはようございます

うおぬま屋店長さんの
「つくも神、道具を大事に百年使い続けると、道具に魂が宿るというお話しです」
素敵なコメントです!!

ものを大切にする心
忘れてはいけませんね!!

おはようございます。

うおぬま屋店長さんのおっしゃったこと、ホントにそうだなあ
と感じました。素晴らしいですね。

九十九さん(つくもさん)という名字の方、いらっしゃいますよね。
長い間、ですか。今日も勉強になりますね~

この箪笥の修理、神様のお手伝いですね(^-^)/

おはようございます
いつも有難うございます

>それで、修理の依頼をいただく箪笥ですが、やはり何かを感じずにはいられません。
やっぱり、付喪神さんが宿っているのでしょうか。


それを蘇らせるお仕事素敵ですね~
心を込めてなさっているから余計素晴らしいと思います
喜んでいただける事でしょう。。。
喜びは喜びを呼ぶと聞きます♪

木仙人さん

おはようございます。

>それで、修理の依頼をいただく箪笥ですが、やはり何かを感じずにはいられません。
やっぱり、付喪神さんが宿っているのでしょうか。

何代にも渡って人様の生活を見てきた箪笥ですから何かしらあるのだと思います。

僕はプラス発想とマイナス発想の波動が原子レベルにまで影響を及ぼしているのではなかいと思っています。

100年経った箪笥でもみんなから愛され続けていたら元気一杯の状態なのではないでしょうか?(^_^.)

ポチッ!

おはようございます

「九十九神」ですか?
「八百万神」という言葉もありますね?
いずれにせよ、昔から、日本人の感性として、いろいろなところに「神」を感じ、敬って来たんでしょうね。大切にしたいですね

おはようございます。

あの箪笥は宿ってますね、神が!
写真からも伝わってきました(^^)

意味的にも九十九神のほうが、
しっくり来るように思います。

デジタル化が進むと、道具を大事にすることが、
どんどんおろそかになっていく気がします(__;)

木仙人様
こんにちは
長く使い続けたものには魂が宿る・・・
素敵なお話ですね♪
江戸時代の徹底したリサイクル社会について
小学生の国語の教科書で取り上げられています(^^)
ものを大切にしてきた日本の心ですね

古箪笥再生には家族の思い出を残すだけではなく
ものに宿る神様もお喜びになりますね(*^-^*)

木仙人さん こんばんは

ある講演で 
100年先を見越してこれからやらなくては行けない事を
やるべきだと言う話しがありました。
今現在の流行だとかそう言う物を吹き飛ばしてしまいそうです。
物を大切にすると言う事はとても良い事だと思います。
大量生産は物価を下げますが、
すこしダメになったり、汚くなったりすると
買った方が安い って物を捨ててしまいますね。
少し値が張っても良い物は100年先までのこり
付喪神が付くのでしょうね♪

歩チっ中です♪

木仙人さん、こんばんは!

物を大切に使うという事、大賛成です。
やっぱりそういうのって文化ですよね。
「もったいない」良いですよね。
その物に想いもありますよね。

大事にしてゆきたい考えですよね。

こんばんは

つくも神、はじめて聞きます。


>それで、修理の依頼をいただく箪笥ですが、やはり何かを感じずにはいられません。
やっぱり、付喪神さんが宿っているのでしょうか。


全ての物に意識がありますから、
当然付喪神が宿っているでしょうね。波動として。(^^)

木仙人さん
毎度、お世話様です。箱屋です。
付喪神はいると思います!
こちらでは、お正月の鏡餅は
自動車、自転車、台所、洗面台、玄関その他
工場で使っている機械にまで飾ります!
物には神が宿るような考えは
この国にはあったんでしょうね(^^

こんばんは
不思議な語感ですよね
神聖な感じ

ところで「つくもはじめ」って知っていますか

こんばんは!

>付喪神(つくもがみ)

いやあ~、水木しげるさんの漫画に出てきそうです^^

>それで、修理の依頼をいただく箪笥ですが、やはり何かを感じずにはいられません。やっぱり、付喪神さんが宿っているのでしょうか。

やはり木仙人さんは霊感が強いと思われます^^

ひーばぁちゃんとお話をされたら、ぜひ記事にして下さい(^-^)

木仙人様

こんばんは

昔の人たちは、すべての物に対して感謝の気持ちがあったのですね。
付喪神さん、神様は粗末にできませんもんね。

大切に使い続けることが大切なのですね。

直して使い続けられる箪笥、すばらしいですね。

こんばんは♪
百年使っていくうちに神様が宿る道具。
使っていくうちに愛着がわいて手放せなくなるものありますね。
こだわって選んだもの。シンプルなもの。流行にとらわれないもの。
金額では表せない、自分にとって価値があるもの。
そういうめぐりあわせ的なものに神さまが宿っていると思い心ひかれます(*^_^*)
九十九神さま、ありがとうございます。


おはようございます。

ひーばあちゃんの箪笥に取り組んでいらっしゃる
ところですか?
出来上がりが楽しみです。

いよいよ、涼しくなるようですね。
風邪をひかないように気を付けてください。
今朝の風の冷たい事!

木仙人さん

おはようございます。

>ほんとうに豪華な祭車ですねピカピカじゃないですか300年続くお祭り文化を守るということは
こういう祭車もしっかり整備維持するということですね。

1年にこの時しか出さないわけですから普段の手入れもしているんでしょうね。

>地域住民の理解があって維持できるという事ですね、素晴しい(^^)

素晴らしお祭りだと思います。

木仙人さん・・来年いかがですか?

ポチッ!

おはようございます。

「もったいない」もそうですが、
海外の人に広めてもらわないと、
広げられないなんと、さみしいですね。
日本の精神文化は、世界に誇れる文化だと思うので、
自らどんどん広めたいものです。
特に、これからの困難な世界情勢を考えると。

あれ、朝から堅すぎる話で、ごめんなさい!

木仙人様
こんにちは

>朝から雷です
 こちらもゴロゴロし始めました
 まだ遠いので、もう少しPCをしていても大丈夫(*^^)v

>昨夜は雷雨の影響でJRが一部で不通に
 大変でしたね
 今日は1日雨模様ですね
 週末は運動会なので秋晴れを期待したいです(^-^)


木仙人さん。
おはようございます


>大量生産・大量消費の現代、付喪神さんに大いに活躍してもらわないといけないようで>すね

本当にそうですね。
エコ・リサイクルと言われている時代ですが、考えてみれば当たり前の
話なんですよね。

もったいない・・の考え方は僕も先日どこかで聞いたような・・・

日本の大変良い文化ですね。

木仙人さん、こんにちは。
つくも神のお話、しみじみ読ませてただきました。
>何かを感じずにはいられません。
こういう感じ、なんとなくわかります!
長いこと使い続けて得られる愛着を大切にしたいです。
どうやら私のまわりには100年モノはないようです、残念!

こんばんわ

>それで、修理の依頼をいただく箪笥ですが、やはり何かを感じずにはいられません。

やっぱり、付喪神さんが宿っているのでしょうか。


きっとそうだよ・・いいこと続くよ・・

こんばんは。

ご紹介、ありがとうございます。(^^)

木仙人さんのお仕事は、つくも神とお話しが出来るお仕事なので、とても羨ましいです。

こんばんは!

いつもコメントありがとうございます!

木仙人さんは750円÷150円=5回で計算されましたか?^^;

すみません、単純に割り算しました^^;

まだ2回目です!

すみません・・・^^;

木仙人さん
おはようございます!

>「見立ての精神」
勉強させていただきました!面白いですね~。
江戸時代とはご縁があるので(笑)もっと知りたくなりました。
本来の日本人の姿があるのかもしれません。

とすると木仙人さんのされているお仕事は
九十九の神様と向き合っているということですね!
益々素敵です。

今日もありがとうございます!

木仙人さん こんにちは。

栗の季節は忙しくて少し間があいてしまってます。
でも栗のおかげで毎日ごはんをいただいていると思うと感謝ですね。

物に魂が宿るという話しはとても興味があります。
ワタシも実はそう思っているからです。

ワタシのそばにいつもいるお人形もそのひとつ。
40年近くそばにいます。
その間4回ほど引越しをしたのですが、知らない間にワタシのそばに座っています。
持ち歩いた記憶も置いた記憶もないのですが、不思議な気分です。

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このブログ記事について

このページは、木仙人が2010年9月22日 00:03に書いたブログ記事です。

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