WABON は、ある飲食店さまの 「プレートランチ用で食洗機が使える様に」とのご要望から生まれました。

WABON を使ったプレートランチ

WABON を使ったプレートランチ

ただ、木材にとって水や熱を加えることは ある意味 タブーです。

水や熱が加わると寸法変化(膨張・収縮)を起こし、過剰な場合 割れが生じます。

WABON のつくりには寸法変化を許容できる構造と変化量をできるだけ少なくする工夫をしています。

木材には、膨張と収縮に関し方向性があります。その率の小さい方向で木取りすると柾目になります。

柾目にする理由は見た目だけではないのです。

WABON の裏側

WABON の裏側

軽量化も考慮。

他社製同程度の大きさの彫込みのヒノキのプレートに比べ 30~35%程 重量を軽減しています。

 

そして仕上げはガラスコーティング。

通常の仕上げはウレタンコーティングが多いです。

ウレタンは合成樹脂の塗膜ですので使用する中でミクロの傷が付き易く

また、熱水などで仕上げ洗いを行うと塗膜の劣化が進みます。

そうすると雑菌の繁殖も考えられ衛生面が心配です。

その点ガラスコーティングの場合は、耐熱性もあり塗膜も硬いのでウレタンコーティングに比べ

それらの心配が低減できます。もちろんガラスは無機物ですから人や環境にも優しいのです。

さらなる安全性の向上のために研究改善を行っています。

 

収納性もしっかり考慮しています。かさばらず、スマートに。

スタッキングできるので綺麗に収納、スペースも有効に使えます

スタッキングできるので綺麗に収納、スペースも有効に使えます

別タイプの表面加工には槍鉋を使います。

WABON HASSUN

WABON HASSUN

槍鉋で削る

槍鉋で削る

槍鉋 は日本の伝統的な鉋(刃物)の一つです。神社仏閣の柱の削りは、これの大きなもので行われます。